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由美子 野沢

テンションDownからのUp1


ハニルのポジャギカーテンのデザインをしてくれたのは10代のAちゃんです。


彼女は最初習いに来たとき驚くべき速さでハングルをマスターしていき、そしてセンスがとてもいいのでサロンの中のレイアウトも1分くらいで的確にアドバイスしてくれました。


現在施設から学校に通っていて施設との折り合いが悪く、淋しい気持ちから問題行動などもありいつも私には泣きながらとても辛いと電話してきました。


問題行動があると児童相談所に数週間あずけられます。

問題行動を起こす理由も彼女なりにあるのではと私は思ってしまいます。


最初来た頃は明るくて素直な子で、私も自分の子供のような年齢で彼女がとても可愛くて、何か力になってあげたいと思って接してきたのですが、

施設からすると、彼女が私と接することで施設の持っていきたい方向への邪魔になると捉えたらしく、彼女がハニルに来ることが出来なくなってしまいました。


施設の方が2歳から彼女の面倒を見てこられてご苦労も多かったことは察しが付きます。


良くわからない私からすると

「ちょっとやんちゃの高校生ならこのくらいのハメの外し方を間違ってやっちゃうだろうなあ。」


彼女に親がいたら、

「うちの子遊んでばかりで全然勉強しなくて困るわ。」

位の話で済むだろうに。

と思ってしまいます。


悪循環から大きな問題行動にも出てしまったAちゃん。


彼女の話し相手である私に会えなくなってしまい、私の方が心配で心がどよ~んとしていましたら、丁度彼女の学校の先生がハニルに遊びに来てくださいました。

Aちゃんから私の話を聞いたといって。

新しく彼女の担当になられたということで、わざわざ来てくださるなんて;;

その先生と話してみると私と同じ感覚で彼女に接していました。

先生の鏡のような方でした。;;


お母さん目線です。

私としても彼女の話を聞いてくれる大人が登場してくださり本当に安心しました。

少しだけ心がUpしました。


子供に罪はないのに苦労を背負って生きていかなくてはならないけど、応援してくれる大人が身近にいたらちょっとは希望を感じてくれたらと思いますし、強く生きていってほしいです。



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